【12/17】「上野校地シアター」にて8期修了作品『息を殺して』(監督:五十嵐耕平)が上映されます!
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- SCREENING
- Date
- 2014.12.04
大学院映像研究科では、毎年前期と後期に本学美術学部第一講義室にて「上野校地シアター」を開催しており、12月17日(水)には八期修了作品『息を殺して』を上映することになりました。
今年のロカルノ国際映画祭でも正式上映され、その後カイロ国際映画祭でも上映された本作は、つい先日川越スカラ座でロードショーもおこなわれました。
五十嵐監督は日本映画の新しい才能として、国内外で徐々に知られる存在となってきています。
また今回の上映後には、映画専攻教授であり映画監督の諏訪敦彦さんと五十嵐監督のトークもあります。
学内のみならず学外からの参加も可能です。
みなさまのご来場を心よりお待ちしております。
日時:12月17日(水)18:00開演(17:00開場)
場所:東京藝術大学美術学部中央棟第一講義室
上映作品:
『息を殺して』
2014年/アメリカンビスタ/5.1ch/color/85min
監督・脚本:五十嵐耕平 製作:大木真琴 加藤圭祐 助監督:廣原暁
撮影・照明:髙橋航 録音・整音:稲村健太郎 美術:河股藍 衣装:谷本佳菜子
ヘアメイク:光岡真理奈 編集:姜銀花 音楽:Sleepy Lemon
出演:谷口蘭 稲葉雄介 嶺豪一 足立智充 原田浩二 田中里奈 稲垣雄基 のぼ(Nobody) あらい汎
あらずじ
オリンピックを二年後に控えた2017年12月30日。ゴミ処理工場に1匹の犬が迷い込む。タニちゃんは犬を探すが見つからない。夜勤を終えたケン、ゴウ、足立さん、ヤナさんは帰りもせずTVゲームなどで遊んでいる。しかし彼らは皆同じような問題を抱えていたのだった。妊娠、不倫、家族、戦争で死んだ友達。そんな中、足立さんとの不倫関係に思い悩むタニちゃんだったが、いつしか既に死んだはずの元工場長の父親が、この場所にはいるのではないかと感じ始める。
五十嵐耕平
1983年静岡県生まれ。東京造形大学映画専攻に進学し、同大学の教授、映画監督の諏訪敦彦氏のもとで映画を学ぶ。在学二年時に制作した初長編映画『夜来風雨の声』が、Cinema Digital Seoul 2008 Film Festivalに出品され、韓国批評家賞を受賞。2014年4月公開のふみふみこ原作オムニバス映画『恋につきもの』の一篇「豆腐の家」を監督。
諏訪敦彦
(映画専攻監督領域教授)
1960年生まれ。東京造形大学在学中にインディペンデント映画の制作にかかわる。卒業後、テレビドキュメンタリーの演出を経て、96年に『2/デュオ』を発表し、ロッテルダム国際映画祭最優秀アジア映画賞受賞。『M/OTHER』でカンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞受賞。その他の主な作品に『H/Story』『パリ・ジュテーム』(オムニバス)『不完全なふたり』(ロカルノ国際映画祭審査員特別賞)『ユキとニナ』など、完成された脚本を用いない独特の手法で知られる。2008年から2013年まで東京造形大学学長を務めた。
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