東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻

  
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  1. 韓国映画アカデミー(KAFA)との長編企画共同開発ワークショップ・ピッチングを実施

韓国映画アカデミー(KAFA)との長編企画共同開発ワークショップ・ピッチングを実施

東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻は設立以来長年にわたり、韓国映画アカデミー(Korean Academy of Film Arts、通称KAFA)と交流を続けています。2024年度からは新たに長編企画開発の共同ワークショップ・ピッチングを実施しています。

2回目となる2025年度の今回は、東京藝術大学の横浜校地に韓国からKAFAおよび他大学の卒業生が6名、日本から芸大生10名(プロデュース領域6名、脚本領域4名)および他大学(武蔵野美術大学、名古屋学芸大学)の学生2名が集まり、2025年10月25日から11月1日までの8日間に渡りワークショップを実施しました。参加者たちは、第一線で活躍するプロデューサーやフィルムメーカーたちの講義および専門家たちからのメンタリングを受け、各企画をブラッシュアップしていきました。その成果を東京国際映画祭の企画マーケットTIFFCOM内で披露し、『. period』と『Find Me』の2企画が優秀企画として選ばれました。

その2企画は、引き続きMPA / DHU / TIFFCOM ピッチング・コンテスト2025に参加し、KAFA卒業生のカン・ジヒョンさんによる企画『Find Me』が最優秀賞「MPA Grand Prize」に輝きました。

MPA / DHU / TIFFCOM ピッチング・コンテスト2025の結果

 

初回となった2024年度は、10月1日から7日まで、芸大生8名(プロデュース領域6名、脚本領域2名)が釜山でKAFAの卒業生4名と共にワークショップに参加し、その成果を釜山国際映画祭の企画マーケットACFM内でピッチングしました。

2024年度のワークショップの様子

2024年度のピッチングの様子

また、釜山で優秀企画に選ばれた3企画のうち2企画が後日、東京国際映画祭のTIFFCOM内で開催されたMPA / DHU / TIFFCOM ピッチング・コンテスト2024に参加し、本学脚本領域の辻井俊さんによる『2 Years and 2 Months』が審査員特別賞を受賞しました。

MPA / DHU / TIFFCOM ピッチング・コンテスト2024の結果

東京藝術大学とKAFAは、国際的に流通しうる創造的なクリエイターを育成するために、これからも協力していきます。

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