東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻

  
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  1. AuthurJohansen先生・特別講義 報告

AuthurJohansen先生・特別講義 報告

ノルウェーの脚本家でthe University of Inland Norwayの名誉教授Arthur Johansen先生が来日し、特別講義を行いました。(2025年4月17日14:00-16:00@馬車道校舎・大視聴覚室、聞き手=大石みちこ、通訳=吉原裕幸)

アーチュア先生は1995年にノルウェー国立劇場で上演した演劇作品「Cherry Tree」を元に長編映画の脚本(アーチュア先生の父親が、日本に滞在した経験をベースにした人間ドラマ)を現在、執筆しています。

今回はリサーチを兼ねた来日で、日本側の学生は事前に現状のシノプシスを読み、特別講義を受けました。

特別講義では、会話の言語をどうするか? 日本人の名前をどうするか? 舞台となる地域(日本国内)や建物の描写をどうするか? など、具体的なアイディアを交換しました。ノルウェイは日本から遠く、文化や気候の違いについても話が及びました。「白夜」がノルウェイ国民に与える影響など、興味深い話も聞くことができました。

終了後、アーチュア先生からは次の感想が届きました。

「東京芸術大学での素晴らしい一日を、改めて心より感謝申し上げます。脚本について、先生をはじめ学生の皆様からも、賢明で有意義なフィードバックをいただき、大変刺激を受けました。」

アーチュア先生は、帰国後はノルウェー映画協会から補助金を得て、脚本執筆を完成させる予定、とのことです。

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