映画編集公開講座VOL3開催 ドミニクオーブレイ・諏訪敦彦・筒井武文による鼎談と特殊上映
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- LECTURE
- Date
- 2015.06.05
編集講座第三弾は、フランスからヴィム・ヴェンダースやクレール・ドゥニ、ブノワ・ジャコ、ペドロ・コスタ、そして諏訪敦彦ら多くの映画監督の作品を編集した映画編集者Dominique Auvray (ドミニク・オーブレイ)招聘します。
小説家、映画監督でもあるMarguerite Duras(マルグリット・デュラス)についてドミニク・オーブレイが自ら監督した作品 『マルグリット・デュラス、あるがままの彼女』(02)と最新作である『デュラスと映画』(14)の2本連続上映を行います。
上映後は、東京藝術大学大学院映像研究科教授でありドミニク・オーブレイとは「不完全な二人」(05)でタッグを組んだ諏訪敦彦監督と編集領域の筒井武文教授による鼎談を行います。
<開催日時・場所>
日時:2015年6月25日 14:00~ (会場 13:30〜)
場所:東京藝術大学大学院映像研究科 馬車道校舎 3F大視聴覚室
<プログラム>
○特別上映(14:00 – 1600)
『マルグリット・デュラス、あるがままの彼女』 (約61分)
『デュラスと映画』 (約60分)
○鼎談(90分) (16:15 – 17:45)
ドミニク・オーブレイ(映画編集者・映画作家)
諏訪敦彦(東京藝術大学教授 映画監督)
筒井武文(東京藝術大学教授 映画監督・編集者)
入場料:(上映・鼎談とも)無料
定員:103名
事前申し込み不要
<講師紹介>
ドミニク・オーブレイ(映画編集者・映画作家)
マルグリット・デュラスと出会い、デュラス監督作品『バクステル、ヴェラ・バクステル』(76)『トラック』(77)『船舶ナイト号』(79)の編集でキャリアを開始。以後、フィリップ・ガレル『自由、夜』(83)、ヴィム・ヴェンダース『都市とモードのビデオノート』(89)、クレール・ドゥニ『キープ・イット・フォー・ユアセルフ』(91)ペドロ・コスタ『ヴァンダの部屋』(00)、諏訪敦彦『不完全なふたり』(05)など、先鋭的な映画作家の編集を数多く手掛ける。監督作品として『マルグリット・デュラス、あるがままの彼女』(02)、『デュラスと映画』(14)がある。彼女の作品は、ロカルノ国際映画祭をはじめ多くの映画祭で上映された話題を呼んでいる。
<鼎談参加者紹介>
諏訪敦彦
1960年生まれ。東京造形大学在学中にインディペンデント映画の制作にかかわる。卒業後、テレビドキュメンタリーの演出を経て、96年に『2/デュオ』を発表し、ロッテルダム国際映画祭最優秀アジア映画賞受賞。『M/OTHER』でカンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞受賞。その他の主な作品に『H/Story』『パリ・ジュテーム』(オムニバス)『不完全なふたり』(ロカルノ国際映画祭審査員特別賞)『ユキとニナ』など。完成された脚本を用いない独特の手法で知られる。2008年から2013年まで東京造形大学学長を務めた。
筒井武文(映画監督・映画編集者・東京藝術大学教授)
フリーの助監督・映画編集者を経て、1986年、自主製作映画『ゆめこの大冒険』を劇場公開。主な作品に『オーバードライブ』(04年)『バッハの肖像』(10年)『孤独な惑星』(11年)。篠崎誠監督『おかえり』では製作と編集を、塩田明彦監督『どこまでもいこう』では編集を担当しているほか、映画批評・執筆も多数手掛けている。
<問合せ先>
geidai2014filmkouza@gmail.com
主催:東京藝術大学大学院映像研究科 横浜市文化観光局
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