OPEN THEATER 2025『ファインダーから覗く映画の世界』
- Category
- EVENTS
- Date
- 2025.08.19
東京藝術大学大学院 映像研究科 映画専攻「撮影照明領域」では、映画制作に欠かせない“撮影”と“照明”の表現技法を学びます。
でも実際、どんなことを学んでいるのか?修了生たちは一体どんな道へ進んでいるのか?——そんな疑問にお答えする講座を開催します。
今回は、第2期修了生・濱口竜介監督の最新作『悪は存在しない』を上映。
その後、本作の撮影監督・北川喜雄さん(1期修了生)、そしてBカメラマンを務めた飯岡幸子さん(同じく1期修了生)をゲストに迎えアフタートークを行います。
お二人から、映画の現場では実際にどのようなことが起きているのか、カメラマンならではの視点でお話を伺います。
普段はなかなか聞けない、映画制作の“舞台裏”にも迫る貴重なトーク。
さらに、在学中の思い出や、修了後も続く先輩・後輩のつながりについても、本学・谷川創平教授の進行のもと、和やかに語り合います。
※Bカメラマン
メインのカメラとは別の視点から撮影を行うカメラマンで、シーンに多様な表情を加える重要な役割を担う。
-
-
-
『ファインダーから覗く映画の世界』
-
9月21日(日) 開催
-
13:00 開場・受付開始
-
13:30 上映前・谷川教授による解説
-
13:35 『悪は存在しない』上映(106分)
-
15:20 休憩(15分)
-
15:35 北川・飯岡トーク・MC谷川
-
17:00 Q&A
-
17:30 終了
-
会場 横浜市中区本町4-44 東京藝術大学横浜キャンパス馬車道校舎3F(大視聴覚室)
-
入場 無料
-
座席 自由(先着順)
-
定員 100名
-
事前申込制 2025年9月1日(月)10:00~ 受付開始
- ⇩申込フォームはこちら⇩
-
申し込みフォームは9月1日に表示されます
- ※13:30の上映開始後、防犯上の理由により入口を施錠いたします。途中からの参加は出来かねますので、お申し込みの際にはご注意ください。
-
-
『悪は存在しない』(2023年/106分/1.66:1/5.1ch)*デジタル上映
長野県、水挽町(みずびきちょう)。自然が豊かな高原に位置し、東京からも近く、移住者は増加傾向でごく緩やかに発展している。
代々そこで暮らす巧(大美賀均)とその娘・花(西川玲)の暮らしは、水を汲み、薪を割るような、自然に囲まれた慎ましいものだ。しかしある日、彼らの住む近くにグランピング場を作る計画が持ち上がる。コロナ禍のあおりを受けた芸能事務所が政府からの補助金を得て計画したものだったが、森の環境や町の水源を汚しかねないずさんな計画に町内は動揺し、その余波は巧たちの生活にも及んでいく。
出演
安村巧:大美賀均
安村花:西川玲
高橋啓介:小坂竜士
黛ゆう子:渋谷采郁
峯村佐知:菊池葉月
峯村和夫:三浦博之
坂本立樹:鳥井雄人
木崎ヨシ子:山村崇子
長谷川智徳:長尾卓磨
堀口明:宮田佳典
駿河一平:田村泰二郎
スタッフ
• 監督・脚本:濱口竜介
• 音楽:石橋英子
• 企画:濱口竜介、石橋英子
• エグゼクティブプロデューサー:原田将、徳山勝巳
• プロデューサー:高田聡
• 撮影:北川喜雄
• 録音・整音:松野泉
• 美術:布部雅人
• 助監督:遠藤薫
• 制作:石井智久
• 編集:濱口竜介、山崎梓
• カラリスト:小林亮太
• 配給:Incline
• 配給協力:コピアポア・フィルム
• 宣伝:Uhuru Films
• 製作:NEOPA、fictive
登壇者プロフィール
〈北川喜雄 KITAGAWA Yoshio〉
1982年生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業。東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻修了後、商業映画の撮影助手としてキャリアをはじめる。現在は撮影監督として、劇映画だけでなくドキュメンタリー映画、アート、ミュージックビデオ、コマーシャル、と幅広く活動。
近年はインターナショナルプロジェクトにも活動の幅を広げている。主な撮影監督作品に、映画『ハッピーアワー』(2015年/濱口竜介監督)、ドキュメンタリー映画『THE GREAT BASIN』(2020年/Chivas DeVinck監督)、映画『三度目の、正直』(2021年/野原位監督)、映画『悪は存在しない/GIFT』(2023年/濱口竜介監督)。
2024年日本撮影監督協会 第68回 三浦賞受賞。
2026公開待機作品として『LOSTLAND』( 藤元明緒監督)、『無用の人』(原田マハ監督)、『火の玉を見た』(矢座孟之進監督)。
〈飯岡幸子 IIOKA Yukiko〉
1976年福岡県生まれ。映画美学校ドキュメンタリーコースにて佐藤真氏に師事、映像制作をはじめる。東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻修了。主な撮影監督作品に、『ひとつの歌』(2011年/杉田協士監督)、『偶然と想像』(2021年/濱口竜介監督)、『春原さんのうた』(2021年/杉田協士監督)、『すべての夜を思いだす』(2022年/清原惟監督)、『ofgirls』(2022年/ wendelien van oldenborgh)、『彼方のうた』(2023年/杉田協士監督)、『ルート29』 (2024年/森井勇佑監督)、『あわいの魔物たち』(2025年/守田悠人監督)など。
〈谷川創平 TANIKAWA Sohei〉
1962年生まれ、埼玉県出身。日本大学芸術学部 映画学科卒。映画、ドラマの撮影を中心に行う。03年度 文化庁芸術家在外研修員としてイギリスで研修。日本映画撮影監督協会理事。
主な撮影作品は園子温監督「紀子の食卓」「愛のむきだし」「恋の罪」「ヒミズ」呉美保監督「オカンの嫁入り」清水崇監督「魔女の宅急便」三木聡監督「転々」佐藤祐市監督「累」武内英樹監督「翔んで埼玉」「ルパンの娘」「はたらく細胞」など。
東京藝術大学大学院映像研究科教授。
主催:東京藝術大学大学院映像研究科 横浜市にぎわいスポーツ文化局
問い合わせ先:東京藝術大学大学院映像研究科 geidaimovie@gmail.com / 050-5525-2681(公開講座担当)
-
保護中: 【修了生インタビュー】サウンドデザイン領域10期修了生 伊東俊平さん
- Category
- INTERVIEWS
- Date
- 2025.08.19
-
OPEN THEATER 2025『ファインダーから覗く映画の世界』
- Category
- EVENTS
- Date
- 2025.08.19
-
- Category
- NEWS
- Date
- 2025.07.16
-
- Category
- EVENTS
- Date
- 2025.07.02