東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻

  
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  1. OPEN THEATER 2025『宮崎大祐特集』

OPEN THEATER 2025『宮崎大祐特集』

映画ジャンルを内側から食い破るような斬新な作品を次々に放ち続け、海外でも高い評価を受けている宮崎大祐監督。その近年の代表作を上映し、その映画と音楽への強いこだわりと独自の美学を検証する。

映画美学校出身の宮崎大祐は、黒沢清監督(本学名誉教授)の『トウキョウソナタ』(2008)の助監督を経験、注目されたのは2008年に撮影され、2011年に公開された『孤独な惑星』の脚本によってである。同年に奇妙なフィルム・ノワール『夜が終わる場所』で監督デビュー。出世作となったのが、韓英恵がラッパーを演じた『大和(カリフォルニア)』(2016)。奇しくも、この四本は撮影が芦澤明子である。さらに、シンガポールとの合作ロードムービー『TOURISM』(2019)と続く。

今回の上映作は、『VIDEOPHOBIA』(2020)と『PLASTIC』(2023)。それぞれ、ホラーとミュージカルというジャンルを更新する野心作である。プラス両作の間に撮られた短篇『ヤマト探偵日記 マドカとマホロ』(2022)という必見作!

当日のゲストに、宮崎大祐監督と宮崎作品を支える名編集技師・平田竜馬氏(映画専攻実習・技術運営専門員)をお呼びし、聞き手を『孤独な惑星』の監督である本学の筒井武文(映画専攻教授)が務める。日本映画の将来に関心のある方には必聴のイベントになるはずである。


      • OPEN THEATER 2025 

      • 「宮崎大祐特集」 3月8日(土) 開催

      • 12:30 開場・受付開始

      • 13:00-14:30『VIDEOPHOBIA』(2020年88分)

      • 14:30-14:40 休憩

      • 14:40-15:05『ヤマト探偵日記 マドカとマホロ』(2022年23分)

      • 15:05-16:50『PLASTIC』(2023年105分)

      • 16:50-17:00 休憩

      • 17:00-18:30 トーク

      • 聞き手 筒井武文(東京藝大大学院映像研究科 映画専攻教授)

        18:30 終了予定

      • 会場 横浜市中区本町4-44 東京藝術大学大学院映像研究科馬車道校舎3F(大視聴覚室)

      • 入場 無料

      • 座席 自由(先着順)

      • 定員 100名
      • 事前申込制 2025年2月17日(月)10:00~ 受付開始
      • ⇩申込フォームはこちら⇩
      • https://forms.gle/crhqq5K4R2BuXBMU6

      • ※13:00の上映開始後、防犯上の理由により鉄扉を施錠いたします。途中からの参加は出来かねますので、お申し込みの際にはご注意ください。

 


登壇者プロフィール

〈宮崎 大祐 MIYAZAKI daisuke〉

 

 

早稲田大学卒業後、映画美学校を経てフリーの助監督・脚本家として活動。2011年に初監督作『夜が終わる場所』を発表。以降、『大和(カリフォルニア)』、『TOURISM』、『VIDEOPHOBIA』、『PLASTIC』、『#ミトヤマネ』など、国やジャンル、商業・インディペンデントの垣根を横断して映画制作をつづける。最新作はヴィジュアル系ロックをあつかった音楽映画『V. MARIA』

 

 

 

 

 

 

 


〈平田 竜馬 HIRATA Ryoma〉

1984年生まれ。東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻編集領域を卒業後、フリーランスの編集者として活動。
主な編集作品に宮崎大祐監督「夜が終わる場所」「大和カリフォルニア」「VIDEOPHOBIA」「PLASTIC」「#ミトヤマネ」、真利子哲也監督「イエローキッド」「MAYDAY」「COYOTE」「Before Anyone Else」、木村有理子監督「わたしたちがうたうとき」、吉田良子監督「受難」、沖島勲監督「WHO IS THAT MAN!? あの男は誰だ」など。

 

 

 

 

 

 

 

 


主催:東京藝術大学大学院映像研究科 横浜市にぎわいスポーツ文化局

※本講座は、東京藝術大学大学院映像研究科と横浜市にぎわいスポーツ文化局が連携して行う地域貢献事業です。

問い合わせ先:東京藝術大学大学院映像研究科 geidaimovie@gmail.com / 050-5525-2681(公開講座担当)

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