東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻

  
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  1. OPEN THEATER 2023『横浜が誇る名優・藤竜也の世界』

OPEN THEATER 2023『横浜が誇る名優・藤竜也の世界』

【お知らせ】定員に達しましたため、受付を締切りました 7/13


日本映画界の至宝、俳優の藤竜也さんをお招きしてのスペシャル・トークイベントです。

藤さんは1941年中国・北京に生まれ、横浜で育ちました。多くの人に歌い継がれている横浜のスタンダード・ナンバー「横浜ホンキートンク・ブルース」の作詞者としても有名です。横浜への思いや、俳優としてこれまで歩んでこられた道のり、そして三原監督との出会いともなった『村の写真集』から、最新作『高野豆腐店の春』までの撮影のエピソードも交え大いに語っていただきましょう。他ゲストには、三原光尋監督、俳優の徳井優さん、編集技師の村上雅樹さん、宮島竜治さん(本学客員教授)もお招きしています。

(『高野豆腐店の春』プロデューサー/本学教授 桝井省志)

メインゲスト:藤竜也

メインゲスト:藤竜也(俳優)

ゲスト:三原光尋(監督)、徳井優(俳優)、村上雅樹(編集)、宮島竜治(編集・本学客員教授)

聞き手:桝井省志(本学教授)

※当日、都合により出演者、内容が変更になる場合があります

 

オープンシアター2023『横浜が誇る名優・藤竜也の世界

7月29日(土)

10:00     開場・受付
 
10:30 – 12:21 【第一部】『村の写真集』上映(111分)
           主演:藤竜也  監督・脚本:三原光尋
     ※第8回上海国際映画祭・最優秀作品賞、最優秀男優賞(藤竜也)受賞作品

(全員退席)

13:30     開場・受付

14:00 – 16:00  【第二部】  藤竜也トークショー

映画『高野豆腐店の春』予告編やメイキング映像の上映も予定しています。

 

会場 横浜市中区本町4-44 東京藝術大学大学院映像研究科馬車道校舎3F(大視聴覚室)

入場 無料

座席 自由(先着順)

定員 90名

事前申込制→ 満員御礼 おかげさまで満席となりました

 

ゲストプロフィール

藤竜也(俳優)

1941年生まれ。中国・北京で生まれ、神奈川県横浜市で育ち、以来、横浜に在住。日本大学芸術学部在学中にスカウトされて、日活に入社。『望郷の海』(62)でスクリーンデビューを果たす。その後、渡哲也主演の『嵐を呼ぶ男』(監督・舛田利雄/66)で弟役を演じて存在感を示し、「日活ニューアクション」の中でも異彩を放つ「野良猫ロック」シリーズ(監督・長谷部安春、藤田敏八/70〜71)ではメインキャストとして活躍した。大島渚監督『愛のコリーダ』(76)、『愛の亡霊』(78)では海外でもセンセーショナルな話題と共に高い評価を得た。近年は『龍三と七人に子分たち』(監督・北野武/2015)、『初恋 お父さん、チビがいなくなりました』(監督・小林聖太郎/19)、『コンプリシティ/優しい共犯』(監督・近浦啓/20)などの映画に出演。また「時間ですよ」(TBS/73)、「悪魔のようなあいつ」(TBS/76)、「ミセスとぼくとセニョール」(毎日放送/80)、NHK朝の連続テレビ小説「おかえりモネ」(21)などのテレビドラマでも活躍。三原光尋監督作品『村の写真集』(05)では第8回上海国際映画祭・最優秀主演男優賞受賞。その後、『しあわせのかおり』(08)に出演し、最新作『高野豆腐店の春』(23)では三原監督とは3本目のタッグを組み、円熟味のある演技で豆腐屋の店主を演じた。

三原光尋(監督・脚本家)

1964年京都生まれ。大阪芸術大学在学中より、8mm、16mmの自主制作をはじめる。ユーモア溢れるコメディ映画や瑞々しい青春映画を発表し、大森一樹監督に次ぐ関西を代表する自主映画作家として注目を浴びる。91年大阪市の若手芸術家を奨励する“さくやこの花賞”受賞。『風の王国』(93)では第8回福岡アジア映画祭グランプリを受賞。98年『ヒロイン!』で商業映画デビュー。2005年『村の写真集』で、第8回上海国際映画祭・最優秀作品賞、最優秀主演男優賞(藤⻯也)をW受賞。現在は大阪芸術大学映像学科、短期大学メディア芸術学科にて特任教授を務める。主な作品に『SLAP HAPPY』(99)<おおさかフィルムフェスティバル新人監督賞/プサン国際映画祭招待作品/マンハイム国際映画祭招待作品>、『燃えよピンポン』(99)、 『ドッジGO!GO!』(2002)、『歌謡曲だよ、人生は』(07) 、『しあわせのかおり』(08) 『あしたになれば。』(15)、『広告会社、男子寮のおかずくん 劇場版』(19) 、『オレンジ・ランプ』(22)などがある。コメディから人と人との絆を丁寧に描く人間ドラマまでその作風は幅広い。

 

徳井 優(俳優)

1959年生まれ。東映京都俳優養成所で演技を学び、79年『日本の黒幕』(監督・降旗康男)でデビュー。89年にサカイ引越センターのCMに出演し世間の注目を浴びる。映画『ガキ帝国』(監督・井筒和幸/81)、『MISHIMA』(監督・ポール・シュレイダー/85)、『Shall weダンス?』(監督・周防正行/96)、『あなたの番です 劇場版』(監督・佐久間紀佳/21)、『ハケンアニメ!』(監督・吉野耕平/22)、『世の中にたえて桜のなかりせば』(監督・三宅伸行/22)など多数の作品に出演する。

 

宮島竜治(編集技師)

1967年生まれ。横浜市出身。旧京都大映出身の谷口登司夫氏に師事。1996年『ロマンス』(監督・長崎俊一)で、編集技師デビュー。『スウィングガールズ』(監督・矢口史靖/19)などで三度、日本アカデミー賞最優秀編集賞を受賞。三原光尋監督と藤竜也の三部作でもある『村の写真集』(05)、『しあわせのかおり』(08)を含め、三原作品のほぼ全作品の編集を担当。そして当時、編集助手として参加していた村上雅樹が、新作『高野豆腐店の春』を編集した。また、『歌謡曲だよ人生は〜乙女のワルツ』(07)で、映画監督としてもデビュー済みである。主な編集担当作品に『ALWAYS 三丁目の夕日』(監督・山崎貴/05)、『ディア・ドクター』(監督・西川美和/09)、『宇宙兄弟』(監督・森義隆/12)、『土を喰らう十二ヵ月』(監督・中江裕司/23)など多数。

 

村上雅樹(編集技師)

1976年生まれ。広島県三原市出身。宮島竜治氏に師事し、音楽映画『ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム』(監督・サンマーメン/04)や矢口史靖監督作品の編集助手として研鑽を積む。『不滅の男 エンケン対日本武道館』(監督・遠藤賢司/05)で、編集技師デビュー。助手時代以来、ほとんどの三原光尋監督作品に参加し、『高野豆腐店の春』では企画段階から協力。広島弁の方言指導としても作品を支えた。他に『歌謡曲だよ、人生は〜女のみち』(監督・宮島竜治/07)、『影踏み』(監督・篠原哲雄/19)、『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』(監督・豊島圭介/20)など枚挙にいとまがない。

メインゲスト:藤竜也  三原光尋監督  俳優・徳井優

主催:東京藝術大学大学院映像研究科 横浜市にぎわいスポーツ文化局

※本講座は、東京藝術大学大学院映像研究科と横浜市にぎわいスポーツ文化局が連携して行う地域貢献事業です。

問い合わせ先:東京藝術大学大学院映像研究科 geidaimovie@gmail.com / 050-5525-2681

 

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