東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻

  
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  1. 3/3-9|12期生修了制作展を渋谷・ユーロスペースにて開催!

3/3-9|12期生修了制作展を渋谷・ユーロスペースにて開催!

東京藝術大学映像研究科映画専攻12期生修了制作展

他者との意思の疎通はかくも困難で、現状を認識し世界を理解することは、耐えがたい苦痛を伴ってしか成し得ない。それぞれにスタイルの異なった4作品が共通して掲げるテーマはそれだ。しかも作者たちは、その困難に苦痛にじっくりと時間をかけて耐え、安易な逃走を自ら禁じている。つまり、この4作品のどこにも“誰にも頼らず、たったひとりで自らの意思を貫く”人物は登場しない。そのような古典が楽しかった時代は彼方に過ぎ去った。それでも映画は娯楽であることが可能なのだろうか、それが4人の前に立ちはだかる課題である。彼らは正真正銘『ヒストリー・オブ・バイオレンス』以降の世代なのだ。

ー黒沢清

 


会期:2018年3月3日(土)〜3月9日(金) 連日21時より(会期中、舞台挨拶やトークあり)
会場:ユーロスペース(渋谷)
渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 3F(渋谷・文化村交差点左折)
会場HP:http://www.eurospace.co.jp
お問合せ:03 3461 0211
主催:東京藝術大学大学院映像研究科
前売券:700円(1日券)
当日券:900円(1日券)
フリーパス券:1,500円(会期中何度でも入場可能)

※スケジュールやイベントの詳細は追って発表いたします。


『向こうの家』
2018年/84分/アメリカンビスタ/5.1ch/カラー/DCP

自分の家庭は幸せだ、と思っていた高校二年生の森田萩(17)。しかし父親の芳郎(49)にはもう一つの家があった。「萩に手伝ってもらわなきゃいけないことがある」芳郎の頼みで、萩は父親が不倫相手の向井瞳子(36)と別れるのを手伝うことに。自分の家と瞳子さんの家、二つの家を行き来するようになった萩は段々と大人の事情に気づいていく……。

出演:望月歩 大谷麻衣 生津徹 南久松真奈 円井わん でんでん

監督:西川達郎 プロデューサー:関口海音 脚本:川原杏奈 撮影:祢津尚輝 照明:小海祈 美術:古屋ひな子 サウンドデザイン:三好悠介 編集:王晶晶 音楽:大橋征人


『森のかたみ』
2018年/67分/シネマスコープ/5.1ch/カラー/DCP

12年前の事故以来、秀人は弟・雅人を避けるようになっていた。数年ぶりに故郷を訪れた秀人は、ここにいるはずのない雅人の姿を見る。「あの日のこと、覚えてる?」雅人はそう秀人に尋ねると、秀人を事故の場所へと連れて行く。──忘れている記憶と、覚えているつもりでいた記憶。秀人は12年前のことを、徐々に思い出していく。

出演:井上翔太 清水尚弥 谷口蘭 大沼百合子 宍倉暁子

監督:大杉拓真 脚本:中野みづほ プロデューサー:井前裕士郎 撮影監督:薛白 照明:李子瑶 サウンドデザイン:内田雅巳 音楽:大橋征人 美術:王慧茹 衣装:栗田珠似 編集:戴周杰


『小さな声で囁いて』
2018年/110分/16:9/5.1ch/カラー/DCP

11月初めの秋、付き合って5年が経つ沙良と遼は熱海旅行に来ている。有給休暇を使った3泊4日のささやかな旅行だ。遼は沙良と結婚する準備をしているが、沙良は遼と結婚をしたくない。なぜ結婚をしたくないのか自分でも分からない沙良は、旅先でも遼を避けて行動している。二日目の午後、沙良は一人で室内プールに行った。そこで背中に大きな傷を負った山崎という男に声をかけられる。

出演:大場みなみ 飯田芳 山崎陽平 中野目理恵

監督:山本英 プロデューサー:佐野大 脚本:山本英・山崎陽平 撮影:李子瑶 照明:薛白 サウンドデザイン:織笠想真 録音:三好悠介 美術:加藤瑶子 衣装:栗田珠似 編集:丹羽真結子 音響効果:村貫誠


『からっぽの横』
2018年/104分/ヨーロピアンビスタ/LCR/カラー/DCP

4人が互いに関係を崩し合いながら過ごす、バラバラの生活。物語男は、身近な人間関係を小説に書く。以前それで身近な人を傷つけたけど書く姿勢は崩さない。彼に惹かれたホテル女は、自分のことを書いて欲しいと願いながらホテルで働く。夜勤男は、同棲中のホテル女の心が自分から離れたことに苦しみながら夜勤をこなす。旅女は、物語男に会うための旅に出た。私とのことを書き、私を傷つけた物語男に、会って確かめたいこと。

出演:田中佐季 塩見大貴 紗都希 小松勇司 諏訪敦彦(特別出演)

監督:川上知来 プロデューサー:渡邊健悟 脚本:李奈媛 撮影:小海祈照明:祢津尚輝 録音:魚野智生 美術:云丹 小道具:堀千夏 編集:髙井美沙

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